Search Console・サーチコンソールとは、
Googleが提供している検索チェックツールです。
登録したサイトのページが、
どのキーワードで何回表示されたか、検索順位が何位だったか、
そして何回クリックされたかを確認・分析できる他、
新しいページを作成・公開した際のGoogleへのURL登録や、
検索順位に影響を与えるモバイルユーザービリティのチェック、
Googleクロールが処理したページのインデックス状況等のエラーも
連携したGmail宛に伝えてくれる便利なもので、
Google検索を気にするなら、Google Analyticsと共に登録して使うツールです。
Google Analytics設定だけで検索結果に出ますので、必須ではありません。
サーチコンソールの結果や
エラー連絡を気にしすぎてハゲたり鬱にならないように
サーチコンソールのエラー表示テキストについて
ゆるく最低限の解説をします。
◆サーチコンソールのエラー対処について
ほとんどが、人的エラーで、
入力間違いや設定不備で起こるものかと思います。
読んでほしい記事やコンテンツでない限り、
即対処する必要はありません。
なのにGoogleはエラー煽りをしてくる。まずは慣れましょう。
代表的なエラー表示ごとに、どんなことか説明しておきます。
「代替ページ(適切な canonical タグあり)」
そのページに設定したcanonicalタグによって、
別のURLが正規URLとして採用されたという意味のメッセージで
代わりに正規URLとして採用されたURLが表示されます。
●基本的に対処の必要はありません。
WordPressの場合、任意の【固定ページ】をトップページに設定できるため、
自動的かつ適切なcanonicalタグが設置されています。
All in One SEOプラグインが
canonicalタグを誤って設定する場合がある
【高度な設定】> ロボット設定 > デフォルト設定 に変える。
アホなプラグインなので使わないのが無難
「クロール済み – インデックス未登録」
Googleクロールの見回りはあったが、
何らかの理由でインデックスに登録する必要はないと判断された。
●基本的に対処の必要はありません。
SEO上は問題無いことがほとんどです。
内容が重複しているxmlサイトマップやfeedなど、
インデックスする必要のないページはインデックスされません。
「ソフト 404」
URLへのアクセスはできるけど、空白やエラー等が表示されるページがあるということ。
●URL検査を実行 「テスト済みのページを表示」
スクリーンショットが表示される場合は、対象URLの画像か動画を軽いものに変更する。
コンテンツが存在しない【記事が見つかりません】という場合は放置でOK。
「ページにリダイレクトがあります」
301リダイレクトまたは302リダイレクトが存在することにより、
Googleクロールが該当のURLにアクセスすることができなかった
●基本的に対処の必要はありません。
リダイレクトが自分で設定したものであり、ちゃんと機能している場合は、
このエラーが出た場合でも問題ありません。
「リダイレクト エラー」
そのページのリダイレクト設定に不備があり、
ページにアクセスできなかった、インデックス登録ができなかった
●原因いろいろ
リダイレクトURLの間違い記述
同じURLが混在している
リダイレクト先のURLが長すぎる
リダイレクト先のページが存在しない
リダイレクト先のページに重要性がないなら、そのリダイレクト設定を削除。
「重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません」
サイト内で重複したコンテンツが存在するが、「正規URL」の指定がされていないため、
このURLページとは別のURLを正規URLと自動的に判断して表示した、という意味。
このメッセージが表示されたURLは検索結果には表示されません。
●重複コンテンツのURLを別のURLに変える
複数のURLが発生するのはURL記述のミスか、
All in One SEOプラグインの設定・認識ミス
アホなプラグインなので使わないのが無難
重複コンテンツがあるからといって、
ポリシー違反によりSEO評価が下がる、
ペナルティーでサイト表示されなくなるということはありませんが、
ページが少ないのに、このエラーが出てしまうのは、
そのコンテンツを公開した人の怠慢・うっかりが原因です。
あ〜、うっかりしてた〜、ごめんねぇ…っていうのが口癖だったパワハラ女子を思い出します。
「見つかりませんでした(404)」
Googleクロールが巡回したところ「404 Not found」によって
ページが表示できなかったという意味で、
該当URLページが検索結果に表示されることはありません。
●原因いろいろ
そのページが必要なく、削除した
そのページのURLを変更したが、リダイレクト設定していない
URL記述ミスで、存在しないURLに対してリンク
存在しないURLがサイトマップに記載された
404対象のURLを確認し、
必要なページであれば、URL記述を正しく書き換える。
「noindex タグによって除外されました」
サイト内のあるページにnoindexメタタグが設定されているため、
Google検索結果で表示するページから除外された
●基本的に対処の必要はありません。
noindexタグを意図的に設定した結果なら、
正常なメッセージなので対処の必要はありません。
「モバイルユーザービリティの問題」
モバイルユーザビリティとは、
モバイル端末における、ユーザビリティ(Usability)のことで
「使いやすさ」「使い勝手」に関する用語です。
●モバイルユーザビリティエラー いろいろ
「ビューポートが設定されていません」
ページに viewport の記載が無い場合に発生。
「コンテンツの幅が画面の幅を超えています」
コンテンツが、モバイル端末の画面幅を超えるサイズで表示されている場合に発生。
「テキストが小さすぎて読めません」
フォントサイズが小さすぎて文字が読めない場合に発生。
「クリックできる要素同士が近すぎます」
ページ内のボタンやリンクなど、要素同士の間隔が近すぎる場合に発生。
表示領域の正しい指定や画面サイズに応じたレイアウトの調整で最適化…
CSS等でのレイアウト・文字の大きさ調整で解決します。
以上、
WordPress利用で
サーチコンソールの不具合を全く無い状態・ゼロにする
というのは、あり得ないかなぁ。
新規ホームページ開設・古いホームページのリニューアル・ネット集客強化・Google/SEO対策の実行
WordPressでの【独自ドメインページ活用】ご相談ください。
数年運用しているメインページの内部SEOを修正・改善するより、
新しいドメインでmeta情報(description)や内部SEOおよびサイト構造を適正化したページを作った方が
Googleクロールのインデックス登録が早い傾向があり、SEO効果も早く期待ができます。
既存サイト、単一サイトのリニューアルより、
ネット検索結果で実績あるWordPressテーマを利用し、別ドメインでランディングページやサテライトページを作るのが◎
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